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赤い酒場 (ふしぎ文学館)

赤い酒場 (ふしぎ文学館)

赤い酒場 (ふしぎ文学館)

作家
半村良
出版社
出版芸術社
発売日
1993-05-20
ISBN
9784882930556
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赤い酒場 (ふしぎ文学館) / 感想・レビュー

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鷺@みんさー

表題作の幻想怪奇博覧強記っぷりも素晴らしいが、やはり「能登怪異譚」。特に初っ端の「箪笥」。確か他のアンソロで読んだ記憶があるが、再読でも相変わらずゾッとした。誰かが殺されるとか幽霊が出るとか、そういった「怖い」要素はこの掌編には一切ないのに、ただただ不条理な不気味さが、「あ、でもちょっと、これはこれで羨ましいかも」的な、引き込まれる「行ってみたい感」が怖い。すき。

2023/03/15

たんこ

能登の短編がすき、特に箪笥の上に座ってるの・・・。

2010/03/18

ちゃーりー

久しぶりの半村良、読み残しの一冊、既読の話もあったがふしぎ感がありよかった、好みは「能登怪異譚」。

2018/05/12

5〇5

「全19編の作品集。クオリティー高いよね」 「短いものは10分足らずで読めるけど、それでもしっかり書き込まれてるわ」 「『箪笥』は他のアンソロジーで読んでたね。細かい内容は忘れてたけど、タイトルと薄気味悪い怖さの記憶は残ってたよ」 「風変りなシチュエーションだけど、絵空事にならないところで踏みとどまって、不気味さにつなげてるわね」 「怪しさ、不思議さ、奇妙さを描き出すセンスはすごいね」 「ほんと。楽しませてもらえたわ♪」

2014/11/23

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

☆×4.0…この季節にぴったりな怪談がたくさん詰められた作品。しかも語り口調が際立つ第一部の作品なんかは本当に誰かに話してもらっている、という雰囲気が出ていて怖さが増しています。お勧めは時折ある復讐ものの作品です。特に「林道」は最後に男が死んだものに恨みを晴らされる復讐ものの傑作。皆さんも周りの人を恨みに買う行為だけはしないほうがいいですよ…こうなるかもしれませんから。

2010/08/26

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