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座敷ぼっこ (ふしぎ文学館)

座敷ぼっこ (ふしぎ文学館)

座敷ぼっこ (ふしぎ文学館)

作家
筒井康隆
出版社
出版芸術社
発売日
1994-04-01
ISBN
9784882930785
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座敷ぼっこ (ふしぎ文学館) / 感想・レビュー

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鷺@みんさー

珍しく「白筒井」ばかり集めた短編集。特に「夢の検閲官」は教科書に載せるべき名作。泣ける。親世代にも泣けるけどティーンにこそ読んでもらいたい。とにかく推しである。

yumiDON

白筒井さんだ(笑)宇宙の話であったり、日本の昔話の筒井SFアレンジであったり、はたまた星新一テイストな不条理近未来ものであったり、白いながらも色々な話が楽しめます。「お紺昇天」「時の女神」「佇む人」「夢の検閲感」あたりがお気に入り。色んな筒井さんを堪能したけど、個人的な好みは変なルールがまかり通る近未来ものだ。

2016/02/11

Ayumi Katayama

ふとしたことから『遠い座敷』だけを再読。日が暮れた頃、宗則は丘の上の兵一の家から座敷を通り抜けて家路につく。百ほどもある人っ子一人いない座敷を次々に通り抜けてゆく。床の間の置物が声を出して笑いそうで、障子の向こうから声が聞こえたような気がして、欄間の天女はこちらに出てきそうで、丁寧に振り返って閉じた襖もそのうちに後ろ手に閉め、さらには閉まったかどうかを確認する余裕もなく、ついには閉めもせずに次の間の襖を開け放ち走り抜ける。天井の隅に、開け襖の裏側に、壁の小さな染みに、幽霊や妖怪が見えた子供時代がふと甦る。

2021/01/24

RyuRyu3

やはり天才なんだなと改めて感じられた短編集。 お紺昇天 人格を持ったロボット自動車が廃棄になる話。 座敷ぼっこ ふと気がつくと一人増えていていつのまにかその一人が消えている話 時の女神 子供の時に見た彼女は未来の奥さんだった。その奥さんは時を自由に移動でき、 わが良き狼 昔々に活躍していた街のヒーローキッド。彼は久しぶりに街に戻ってきた。かつての仲間、そして宿敵に会う話。 佇む人 猫柱、犬柱、何かをした動物を植物に変える為道路に埋められる。そして人も、、 他にも面白い作品があるのでおすすめ

2024/04/30

aaboo

何作が既読の話があった。

2018/09/24

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