コミケ殺人事件
コミケ殺人事件 / 感想・レビュー
にゃおこ
大相撲殺人事件を借りに図書館に行ったものの蔵書がなく、代わりに借りてみて。渡された本の表紙に少し引きましたが、数年前、一生に1度は体験してみたーいと、発作的に冬コミに行った時のことを思い出しつつ予想以上に面白く読みました。
2018/03/20
shinobu
面白いといえば面白いんだけど、オタクによるオタクのためのマニアックな物語……という感じもある。サークル活動どっぷりの人が読んだら、もっと感じ入るものがあるかなぁ、と思ったり。人物の造形が、アニオタ・ミステリーオタに居そうな感じがよく出ていて、とても気持ち悪い(誉めている)。結末と後書きに至るまで用意周到という感じで、隙のなさに感心。
2015/05/31
なにがし
縁あって拝読。もう少しミステリーへの造詣が深ければ、展開により閃くところを覚えるのやもしれず。後半の転、転、のリズムは心地よくあった。
2010/10/25
MKSzk
メタ・フィクショナルな趣向で多重解決というある意味では贅沢な作品でした。一つ一つの仕掛けは小粒でもここまで畳み掛けられると、いわゆる「量が質に転化する」という様相を呈してきますね。難点は『ルナティック・ドリーム』が結局どんな作品なのか分からないところ。
2014/10/05
POWER
期待したけど、実験作どまりの感。「ファンダメンタリズムの解釈学」は多少面白いかも。
2016/03/16
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