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金田一耕助の新冒険

金田一耕助の新冒険

金田一耕助の新冒険

作家
横溝正史
出版社
出版芸術社
発売日
1996-05-01
ISBN
9784882931188
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金田一耕助の新冒険 / 感想・レビュー

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HANA

短編集、後の長編や中編の原型を成すものばかりが収録されている。トリックはそのままで全体的に肉付けしたものや、トリックから構想自体からを根本的に手を入れたものまで多々有り、如何に改稿されたのかを知る手掛かりとなっている。と資料的価値もあるが、ミステリとしても思いっきり楽しめる。終わりの部分があっけない作品が多く、やはり改稿されたものに完成度は劣るものの、それでも金田一が活躍する。その一点だけでもはや何をや言わんか、存分以上に満足です。読みながらあれはこういうトリックだったな、といくつかは懐かしく思い出した。

2013/11/13

青蓮

プロトタイプ7編収録。改稿になった長編を後で読んでみようと思ってます。どの話も面白かったけど「ハートのクイーン」が好きです。相変わらず飄々とした金田一耕助が格好いいですね。勝手な想像だけど、彼は色白で一見非力そうな外見かなぁ、なんて思ったり。そして以外と肉体派だったりしたらかなり萌えるんですけど。

2013/11/27

遠藤三春

金田一の短編集。長編とはまた違った趣があって面白かった。女のエロさが各々出てきていい。でもアオトカゲ、数字順に読み替えるとあかおとげで赤尾がはんにんなのはいいけど「とげ」ってなんだとか、「霧の別荘」なんかも結局犯人は分からずだったのが、長編と違ってかんたんだなあと思ってしまうところではあった。でも、面白かった。金田一さん、一時期ヒモ生活みたいだったけど、住むところがあるようで何よりです。

2016/04/03

ちゃかぱん

・押し入れの中の骸骨 表向きはどのようにきれいに装っていても押し入れのなに骸骨をかくしているかもしれないような秘密はかならずもっているものなんだ。(本文より)

2015/07/22

walwal

中短編集。どれも消化不良感が強かった。やはり金田一耕助ものは長編がいいなあ。

2013/08/21

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