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神津恭介の回想

神津恭介の回想

神津恭介の回想

作家
高木彬光
出版社
出版芸術社
発売日
1996-06-01
ISBN
9784882931218
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神津恭介の回想 / 感想・レビュー

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tokyo-zodiac

神津恭介・単行本未収録作品完全収録とあるが、初っ端の「死せるものよみがえれ」は角川文庫「影なき女」に既収録なんだが・・・「死せるもの・・」は百谷泉一郎モノ『破戒裁判』の原型。だから『破戒』には神津の弟弟子が出てくるのだな。他「緑衣の女」→「小指のない魔女」「白魔の歌」→『白魔の歌』「四次元の目撃者」→『死を開く扉』「火車立ちぬ」→『火車と死者』とのちに改稿あるいは長編化された作品の原型版を網羅。「白魔」は長編よりまとまった感があったが、「火車」は短編でもグダグダ感が残る。「緑衣の女」が一番良かった。

2014/06/14

ume natsu

恭介先生めぐり2冊め。連作のときから思ってたけど先生けっこう警察やら記者やらに対して煽るよね。笑 四次元~のトリック面白すぎるんで実写で見たいです。ほんとに人殺せるほど飛ぶのかな…?

2015/02/05

お笑いループシュート

神津恭介作品の単行本未収録作品を集めた短編集。 後に長編化されたりなどの改編をされた作品。 終戦直後から昭和三十年代にかけての神津恭介が元気に飛び回り天才的な推理を遺憾無く発揮している。 平成三部作を読んだ後だと尚更である。

2022/12/11

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