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青い密室 (名探偵・星影龍三全集 2)

青い密室 (名探偵・星影龍三全集 2)

青い密室 (名探偵・星影龍三全集 2)

作家
鮎川哲也
出版社
出版芸術社
発売日
1996-08-01
ISBN
9784882931256
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青い密室 (名探偵・星影龍三全集 2) / 感想・レビュー

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セウテス

星影龍三作品、「赤い密室」の第2弾です。タイトルの「青い密室」は勿論、「白い密室」等8作品の短編集です。星影シリーズは鬼貫警部シリーズと大きく違って、遊びの要素がふんだんに盛り込まれています。ダイイングメッセージや嵐の山荘パターン、そして読者への挑戦まであります。「白い密室」はカーの3部作の白、つまり雪の密室をアレンジしていて、ミステリーならではの楽しみがあります。「青い密室」もきちんと推理していくと、犯人はこの人しかいない事にたどり着きます。他の作品も伏線やポイントを掴めば、謎を解けるフェアな作品です。

2015/11/07

ちくわ

青い密室/鮎川哲也 読みました。 星影龍三シリーズはかなり好きです!!今作は読者への挑戦やまた、ワトソン役で鮎川氏も登場してて会話にユーモアがあったりと読みやすくて面白かったです。 中短編というなかで魅力的な謎と鮮やかな解決、キャラのある星影氏と鮎川氏との会話。これらがキッチリと詰まっていてそれぞれ読みごたえがあって面白いです。 好きなのを選ぶとすると「薔薇荘殺人事件」「砂とくらげと」「朱の絶筆」です。

2016/10/19

紅はこべ

作者は星影ものでは思い切り遊んでいる感じ。読者への挑戦、嵐の山荘もの、密室、アナグラム、ダイイングメッセージなど本格ファンが泣いて喜ぶ要素をふんだんに盛り込んで、サーヴィスしてくれる。星影にはこういうトリッキーで派手な事件がふさわしい。

2008/07/31

☆エンジェルよじ☆

面白かったです。『白い密室』『青い密室』がよかったですね。『朱の絶筆』も引き込まれました。これは文庫の長編が手元にあるので読み比べたいです。『薔薇荘殺人事件』の鮎川さんのお茶目な一面にニヤッとしてしまいました。

2011/06/24

ホームズ

ほとんど光文社文庫版で読んだものでした(笑)それでもいいですね~(笑)『白い密室』『青い密室』『朱の絶筆』がやはりいい感じでした(笑)星影龍三のキャラクターも結構好きです(笑)同じ作者の探偵役の鬼貫警部とは全く正反対な感じで(笑)

2010/12/30

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