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仁木兄妹長篇全集 2 冬・春の巻: 雄太郎・悦子の全事件

仁木兄妹長篇全集 2 冬・春の巻: 雄太郎・悦子の全事件

仁木兄妹長篇全集 2 冬・春の巻: 雄太郎・悦子の全事件

作家
仁木悦子
出版社
出版芸術社
発売日
1999-11-01
ISBN
9784882931799
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仁木兄妹長篇全集 2 冬・春の巻: 雄太郎・悦子の全事件 / 感想・レビュー

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☆エンジェルよじ☆

『黒いリボン』がよかった。夫の愛情を知るために計画をたてた、というのは無理があるとは感じたけど。犯人も予想通り。関係者に話を聞いている時の妹の感想が面白い。今度は事件簿を読んでみたい。兄から独立?した妹がどんな推理をするのか楽しみ。事件簿でも砧警部補に会えるかな~いい人ですよね、警部補殿。

2010/08/01

とことこ

仁木兄妹のお話はほんと面白い。古い時代を感じさせないと思う。この作品のふたつとも夫婦間の事件って感じでしたね。あおい壁はなんかせつなかったけど私はよかったと思う。

2010/08/01

shiaruvy

【H11.11.20 初版】

2017/08/15

kagetrasama-aoi(葵・橘)

仁木兄妹が活躍する長篇「棘のある樹」と「黒いリボン」が収録されています。ニ篇とも、細かい伏線がはられ最後に綺麗に回収される見事な推理小説!特に「棘~」の方は、被害者と犯人が両方共に嫌な人物で、哀れが誘れませんよねぇ(笑)!そこが、ホント素晴らしい!最後に収録されている「あおい壁」は、胸がうたれる作品。巻末の仁木悦子氏の旦那さまの安藤安彦氏の文章と共に、本当に読むことが出来て良かったと思いました。仁木氏自らの「作品ノート」は、当時こんなことお考えになっていたのかと、びっくりしました。

2015/12/18

なつめ

戦後の話のはずなのに、もっと現代に近い感じをうけるので、ときどき出てくる時代がかった表現とかモノに必要以上に違和感をもちました(笑)それだけ、普遍的な内容とキャラクターだというわけで、仁木悦子はすごい作家さんだったんだと思いました。「あおい壁」をミステリだと思って読んだのでびっくりした。

2012/01/01

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