百物語異聞 (ふしぎ文学館)
百物語異聞 (ふしぎ文学館) / 感想・レビュー
猪子
やーっと読み終わったという感じ…作品には合っているのかもしれないけれど無駄に難読漢字が多くて辞書を引き引き読んだものだから内容もあまり頭に入って来なかった。電波ぽい話も多くて私は苦手な作風でした。
2015/05/22
hirayama46
やっぱりクラニー先生のホラー系統の短編は好きだな……。ジャンルは多様なれど、小市民っぽさとねじくれたユーモアセンスがある短編が多いですね。ハウスルール麻雀ホラーとか、俳句ギャグホラー、写植ホラーなんかは他にあまり書く人はいないんじゃないかな……。好き。
2019/12/16
blue_elephant
何かの本で、作者の短編集が紹介されていて、なんだか気になり図書館で借りて読む。とりとめのない何ともないお話ばかりだった。幻想?奇譚?怪談?神話?SF?のようなものが雑多に盛り込まれていた。
2019/07/04
gu
ミステリ作家として、翻訳家として、または怪奇幻想文学の紹介者として著者のことは知っていたが、まともに著作を読むのはこれが初めてだった。程度の差はあれ概ね好みの作品だった。神保町の古書店街が生んだ幻想という印象。クトゥルーがけっこう多い。意味不明なジャンル越境を果たす表題作と、「夜想曲」の話の造りは忘れがたい。
2014/12/20
Nekono
怪談話から怪奇幻想、クトルーまで、様々な短編を集めた本。俳人としての一面や怪奇なる風景に惹かれる一面がよく窺える。この人は、現実の皮膜を超えて別の面を観ようとする・・・幻視者であろうとする方のように思う。個人的には未読のクトゥルーものが読めたのが嬉しい。
2012/08/17
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