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名探偵コレクション 2 面の巻: 櫟ファミリーの全事件

名探偵コレクション 2 面の巻: 櫟ファミリーの全事件

名探偵コレクション 2 面の巻: 櫟ファミリーの全事件

作家
仁木悦子
出版社
出版芸術社
発売日
2006-04-01
ISBN
9784882932949
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名探偵コレクション 2 面の巻: 櫟ファミリーの全事件 / 感想・レビュー

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竜王五代の人

長編「二つの陰画」は容疑者・関係者としてアパートの住人総出でちと頭がだれる。こういうのこそ、ミステリにつきものの登場人物一覧が欲しいところ。そしてこれの関連作「花は夜散る」「一匹や二匹」は再読だけど、この作者らしい引き締まった短編だと思う。

2022/05/19

抹茶

伏線が全て回収されて皆納得の解決が導き出されていくのが面白い。あの人のめんどくさがりには笑ってしまった。もうお花の先生に尻に敷かれていくのが幸せでしょう。花は夜散る、一匹や二匹と読み進めていくと、究介君が真っ直ぐな少年に育ったのが知れて親戚のおばさんのように嬉しくなった。林郁夫君の名前を他の仁木作品で見た気がするのは気のせいかな?

2016/06/05

kagetrasama-aoi(葵・橘)

櫟ファミリーが活躍する、長篇一編とニ編の短編、そしてボーナス・トラックの推理童話が一編収録されています。長篇の「二つの陰画」、とても凝った作品で、最後の最後まで飽きさせない趣向のお話。作品自体は古いんだけど、そんなこと気にならない面白さ。櫟健介と妻の知子の掛け合いが楽しい。二編の短編は、夫妻の子供、究介の成長した姿が見ること出来て、その点からも嬉しい作品。思春期の男の子の純真さが上手く表現されていて、子供を描くのが得意な仁木悦子氏らしいお話になっています。それにしても、あのような生い立ちで(続く)→

2015/12/24

なつめ

アットホームな作品…て紹介されてますが、確かに櫟一家はアットホームでしたが、事件は遺産相続やらなにやらと2時間ドラマのようでした^^^^^^懸賞ミステリ?というものを初めて知りました。

2012/01/03

Mika Ando

★★☆☆☆短編集かと思いきや、オモイッキリ長編。カメラマンの旦那よりも、井戸端会議的な好奇心で情報収集していく奥様が凄い。組合せの妙だけれど実際身近にいたらうざいタイプかも。

2012/09/10

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