KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

首吊少女亭 (ふしぎ文学館)

首吊少女亭 (ふしぎ文学館)

首吊少女亭 (ふしぎ文学館)

作家
北原尚彦
出版社
出版芸術社
発売日
2007-08-01
ISBN
9784882933298
amazonで購入する

首吊少女亭 (ふしぎ文学館) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

Dr.strangelove

クラシックな怪談・奇譚が好きなら楽しめる一冊。想像を超える程の着地は無いにせよ、古典にアナザーストーリーを加えて独自の味に仕上げている。元ネタである切り裂きジャックやマリー・セレスト号事件が余りに魅力的な題材なので、雰囲気勝ちという気も。

2015/06/06

エチゴヤ

シャーロック・ホームズが好きで、ビクトリア朝を調べているうちにミイラ取りがミイラになってしまった作者の“ビクトリア朝幻想譚”短編集。作品ごとに必ずついている解説で仕込んだ小ネタを語らずにはいられないのは本当に野暮だと思いますが^_^;、話自体は好きなタイプの怪奇譚でした。正確な名前忘れちゃったんだけど、小学校の図書室にあった子供向け「世界(幻想怪奇恐怖的な名前)文学全集」みたいな・・・ああいう感じの。「凶刃」はオチがお気に入り。

2014/03/07

眠る山猫屋

異形コレクションから…ヴィクトリアン・ホラーってジャンルを確立しようとしているのかな?ムードは嫌いじゃないです。

2010/04/29

みず たまり

ホラーとしての怖さとか、ミステリとしてのどきどきとかはまあそんななんだけど、嫌いではないですこういうの。近世イギリスの風俗がちょいちょい知れるのはいい感じ。

2012/12/29

nyamira

ホラーとして読むと物足りないが、ジキル&ハイド、切り裂きジャック、マリー・セレスト号事件などの「if」として読むと興味深いものがある。マリー・セレスト号事件を題材にした「遺棄船」は、主人公の特殊能力が判明した時点でオチがわかるものの、巨大イカに襲われたなんていう仮説よりも、こちらの仮説=ifの方が数段面白い。

2011/07/01

感想・レビューをもっと見る