KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

おそれ (ふしぎ文学館)

おそれ (ふしぎ文学館)

おそれ (ふしぎ文学館)

作家
高橋克彦
出版社
出版芸術社
発売日
2008-06-01
ISBN
9784882933533
amazonで購入する

おそれ (ふしぎ文学館) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

のぼる

1ヶ月前までノーマークで、「写楽殺人事件」以降30年以上読んでなかった高橋さん。「私の骨」を読んで、怪談・ホラー小説がたくさんあることを初めて知り、「記憶シリーズ」など6冊読んだ。 書かれてから少し時間が経ってはいるが、雰囲気がとても好みで、これからも時々読みたい。多く書かれている歴史小説にも興味を持った。熊谷さんでも読んだアテルイの物語「火怨」を読んでみたい。

2017/08/21

竜王五代の人

平行してこの著者のオカルト体験記「黄昏綺譚」を読んでいたので、この本のかなりの部分が「黄昏」の逸話を小説仕立てにしたものだとわかったのはなかなか妙な気分であった。怖かったのはそこから外れた、末尾二話の「鬼女の夢」「緋い記憶」、男に都合よすぎるフィルターが外れて虐げられた女性の姿が露わになっていくのが、「本当に怖いのは人間」というやつである。結末に至っても女たちに許されると思える両話の主人公たちが「ホントに鈍感」でそこが更に怖い。

2022/10/19

5〇5

怪談、恐怖、怪奇などのジャンルに分類される作品群だ♦既読の作品もあったが、読み返してみても「こわい」という感情が湧き出てきた♣じわじわくる得体のしれない「こわさ」とでも言うべきか♥しかも、この「こわさ」は古びることのない普遍的なものだ♠まさに、著者はこの分野のストーリーテラーの第一人者だな。

2015/01/18

あいちょ。

図書館。 短編集。 ※おそれ √首継ぎ御寮 ・鬼追者 √猫屋敷 √絞鬼 √飛縁魔 √白い炎 ※色々な世界 √悪魔のトリル √鬼女の夢 √緋い記憶

2024/03/26

行加

久々に、初期の作品が再読したくなって、借りました。高橋さん、最近のはノンフィクション要素が強くて、少し興醒め気味ですが、やっぱりこの頃の怪談物は、ノスタルジックで面白いですvvv 「記憶」シリーズが一番好き!!

2015/03/14

感想・レビューをもっと見る