狂鬼降臨 (ふしぎ文学館)
狂鬼降臨 (ふしぎ文学館) / 感想・レビュー
yomineko
ぐちゃぐちゃ!ねとねとベタベタ!酷い描写の連続に吐き気も忘れる(笑)が、著者の後書きに救われた。江戸川乱歩の「地獄風景」にインスパイアされた「地獄の遊園地」らしいが鬼の悪虐の限りを読んだ後ではこの遊園地が楽園に思えて来る(笑)読んではいけないと思いつつ最後まで読み切った私は良い子(笑)先生、早稲田の政経ご出身と知り、更なる衝撃が走る😨😨😨先生、地元福岡県への愛を感じますが、どげんしたらこげな話を思いつかれると???うう、うう、、、読み友様の中に何度も読まれている方がおられますが私再読は出来ないです!
2024/05/22
carl
再読したら面白さが解ってきたかも。
2017/11/14
臓物ちゃん
臓物カラメ糞尿マシマシ!グロ100%山盛りドン!てな感じの短編集、噂に聞いてたのが何故か図書館にあったので読んでみたんだけど、う〜ん……思ったよりグロ描写がくどくなくてあっさりテイストだな〜と感じちゃったのは、俺が平山夢明やら草野原々やらで免疫が出来ちまったからかな〜。しかし話のヒドさは日ノ本一なので『ファイナル・デスティネーション』シリーズの冒頭が好きな人にはオススメ……いややっぱり誰にもオススメしねぇ!読むんじゃねぇぞオイ!
2019/09/23
三柴ゆよし
地獄から溢れ出した鬼たちによって理不尽な殺戮が繰り返される「狂鬼降臨」、暴走したアトラクションによって理不尽な殺戮が繰り返される「地獄の遊園地」、「死」が失われた世界において理不尽な殺戮が繰り返される「地獄の釜開き」……。「狂鬼降臨」はある意味人間存在の究極的な相対化を描いたともいえる。オススメはしない(出来るか!)が、こういう世界もあるんだなということを知っておいて損はないだろう。別に得もしないが。
2010/06/14
すけきよ
本の半分以上が「狂鬼降臨」。人体も遺体もそこには人格がある。しかし、人間なんて所詮は糞袋と言い捨て、肉塊と化する描写だけを続ける本作はある意味必読。まぁ、自己責任で(笑)「地獄の釜開き」は「狂鬼降臨」の1エピソードという趣で、狂気とエログロの極致を担う作品で素晴らしい。あとの短篇は、人体破壊描写はいつもどおりの執拗さなんだけど、ストーリー自体は割と普通なんだよなぁ。もっと、似たようなテイストの作品をチョイスするか、もしくは「狂鬼降臨」と「地獄の釜開き」だけの方が統一感があってよかったような気がする。
2009/07/18
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