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風さん、高木さんの痛快ヨ-ロッパ紀行: 彬光「飛びある記」と風太郎「未発表旅日記」

風さん、高木さんの痛快ヨ-ロッパ紀行: 彬光「飛びある記」と風太郎「未発表旅日記」

風さん、高木さんの痛快ヨ-ロッパ紀行: 彬光「飛びある記」と風太郎「未発表旅日記」

作家
山田風太郎
高木彬光
出版社
出版芸術社
発売日
2011-07-01
ISBN
9784882934097
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風さん、高木さんの痛快ヨ-ロッパ紀行: 彬光「飛びある記」と風太郎「未発表旅日記」 / 感想・レビュー

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山田太郎

上下2段で、同時進行というのは、いい考えかもしれないけど、読みにくかった。堂々と女買いにいってるのが、すげぇというか。

2011/09/28

うみ

あ~、面白かった。行く先々でおこる事件の数々。よくもまああれほど色々おきたもんだ。上段の高木氏の起伏に富んだ旅行記と、下段の山風さんの淡々たる日記。同じ場所で同じ体験をしているのに、人が違うと視点も違うのだなと実感。言葉がわからないのに、ツアーから離れて2人だけで旅を続けたり、先生方の行動力には圧倒された。

2017/10/11

わんこのしっぽ

40年以上前のヨーロッパ旅行記。世界情勢も劇的に変わり、当時はこうだったのか…。思いながら、読んでいきました。当時の、価値観、道徳観が垣間見られ苦笑い…。

2011/09/18

ダリア

面白かった。山田風太郎さんのエッセイは読んだことがあって、これも面白いのではと思っていたのだ。ただ、高木さんの方が本を読んだことがなかったのでどうかなと思った。流石、巨匠と呼ばれる作家の旅エッセイは面白い。まず、この二人がヨーロッパに行った頃はまだまだヨーロッパ旅行が一般的ではなかった頃である。胴巻きに現金とパスポートを入れる、団体旅行など一昔前の旅行っぽい。この団体旅行。評判の悪い点もあったのだろうが、こうして参加している人たち側から見ると、まるで修学旅行みたい

2017/06/24

嬉しい誤算が二つ。「飛びある記」が初刊以来45年ぶりの復刊ということと、付録程度だと思っていた風太郎日記の分量が旅行記と同等にあったこと。まだ身近ではなかった頃のヨーロッパ旅行を二人の視点から上下二段組にて同時展開させてゆく構成は見事。所々にどちらかの記憶違いであろう記述の相違も。それはそれとして、行く先々でいわゆる赤線に挑戦した顛末を堂々と書いているのがなんとも微笑ましい。ようなそうでもないような。

2011/09/18

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