永久のゼッケン 多摩川ブルーにほほえみを
永久のゼッケン 多摩川ブルーにほほえみを / 感想・レビュー
雅
マラソン小説だけど青春モノや熱血モノでは無く、絆や想いがテーマ。料理を中心にした時代小説家という印象の作家さんですが、こういった作品も書くんですね。
2019/07/31
テクパパザンビア
面白かった。爽快なマラソン小説でした。ランナーに悪い人はいないんです、明日も暑い中頑張って走るぞ。
2019/08/03
Totchang
サロマンブルーは(友人が沢山参加しているので)知っていますが、多摩川ブルーは聞いたことがありません。きっと「多摩川ネイチャーマラソン 」なんですね。私も荒川30Kに挑戦したことがありますが、河川敷は景色が変わらず遠くまで見通せるので飽きてしまい苦痛でした。それにしても9回も100Kを完走したランナーのひとり娘、親のトレーニング(母親だって走っている)を見ていて自身の準備がこんなグズグズになりますかね?最後まで娘の走りには共感できませんでした。
2019/05/17
tetsubun1000mg
名前は時々見るぐらいの作家さん初読み小説。 アマチュア母娘のランナーの走る様子から始まって地味な印象の読み始め。 その後病気療養中のランナー、実業団で駅伝でも活躍した故障上がりのランナーが加わってだんだんと面白くなってくる。 100Kを走るウルトラマラソンの過酷さを考えると一般的では無いが、走り終わったときの達成感は想像するだけだが充実した気分を味わえるだろう。 マラソンの主催者の苦労も分かり、最終的にはすごく気持ちのいい読後感が得られた小説でした。 時代劇を中心にミステリーなどを書かれている作家さん。
2019/04/28
ぽけっとももんが
そもそもわたしは50メートルすら走りたくないので、走る人の気が知れない。フルマラソンはともかく100キロって、なんの冗談ですか。志半ばでこの世を去った男性の遺志を継いで、二人で50キロずつ走ろうとする妻と娘。挫折した元マラソン選手や運営スタッフ一家などいろんな人も入り乱れて多摩川ウルトラマラソンは幕を開ける。NHKのグレートレースという番組がある。北極圏やジャングルや砂漠を何日もかけて走るのだ。世の中には不思議な人がいるのだなぁと思っていたけれども、もっと身近にもこんな大会があったのだ。脱帽。
2019/07/05
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