日本語大博物館: 悪魔の文字と闘った人々
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日本語大博物館: 悪魔の文字と闘った人々 / 感想・レビュー
なかち
乱歩は活字を組むのを気持ちいいと言う。円本で文士が家を立てたりと裕福に。戦時中岩波文庫のマルクスが禁書。戦後ベストセラー一号は日米会話手帳。近視は漢字のせい。カナ文字運動。運動家の山下の墓はカナ。ローマ字国字論。乱歩はローマ字の世界が来るかもと言う。同音異義語の区別に人工語を作った石原。森有礼は国語を英語に、志賀直哉は仏語に。変革期に国語改良論。写植に人生をかける。日本タイピスト女学校。タイピストは花形職業。英文は文書作成が早い。日本語ワープロのブレイクスルーは優先順位変換。電話帳は聖書の次に売れてる。
2010/10/11
TTK
しかし、紙不足は教科書一般にもおよび、新学期をひかえて小学校の教育もままならない事態となり、ついに新聞社も意を決して平時の半分の大きさのタブロイド判を刊行、これにより浮かせた紙を教科書に提供した。昭和21年(1946)師走のことで、いまではまったく忘れられているが、新聞の歴史上類例のない出来事である。p.52
2024/08/01
tkm66
こちらも感想記述を忘れていました。普通にちゃんと<キダジュン>っすよw。
2007/02/18
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