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森のささやき

森のささやき

森のささやき

作家
葉祥明
リッキー・ニノミヤ
出版社
出版文化社
発売日
1999-10-01
ISBN
9784883382347
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森のささやき / 感想・レビュー

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モリー

この世界から森が消えたら…。人間は森を切り開いて文明を発展させてた。しかし、その森が完全に失われたとき、はたして文明は発展し続けることができるだろうか。人類は存在し続ける事ができるのだろうか。先日、仙台城周辺に残る貴重な森の中を歩いた。大木が生い茂る森だった。森は生きとし生けるものへ別け隔てなく飲み水や酸素を与える。それなのに、人間は森から木を奪い、破壊し続ける。いつか人間は気付く時がくるに違いない。森が私たちの命を支えていることに。一本だけ残った大木はささやく。そのささやきが私の胸にも響いた。

2023/06/12

魚京童!

森を守ろうっていうのは間違っていない。イギリスでデモやって多様性を尊重しようとか、その通りだと思う。でも資本主義。万人の万人に対する闘争の結果、今の社会になっているとしたら、森は切り払い、海から収奪する。社会が間違っていたことに気づいたときに、どうするべきかホッブスは書いてない。今、新たな社会が求められている。

2019/04/22

かおりんご

絵本。英語と日本語の記述。自然は増やして守っていけることを教えてくれる。

2013/11/07

遠い日

1本の木からのメッセージ。なくなった森の再生を目指して、子どもたちに託した願い。子どもたちの未来を子どもたち自身がつくること。環境絵本。

2017/06/06

なま

1946年生まれの著者、葉 祥明さん。読書メーターでは凄く人気無いんだけど(笑)高学年向けの良い話を書いてるなー!という印象。この本も、消えた森に一本たたずむ巨木。人類誕生の際には森でおおわれた大地も砂漠化してた。森は土の下にも木々の中にも水分を蓄え太陽が昇れば蒸発し雲から降り注ぐ雨で生き物を育てる仕組みを伝えてます。森を育てるには長い年月がかかり、今子どもであるあなた達が救世主になりえることも。星空のイラストも素敵です。環境破壊、植樹、森の再生、色々なテーマでも考え深い作品です。4分。

2017/02/12

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