浮世絵春画女殺油地獄
浮世絵春画女殺油地獄 / 感想・レビュー
猫又寅男
原文の調子を残した現代文との事だったが、所々意味の掴めない文章があった。 にしても、近松門左衛門のすごさは伝わってきた。親や兄弟の心情がリアルで臨場感がある。 挿し絵は本文とは無関係な春画。春画は初めてマジマジと見たが、あまりにも直接的だし、性器が異様に大きいし、エロチシズムとはまた違うような(^_^;) 北斎は何でもありだから春画も描くだろうなと思ったが、艶やかな美人画や役者絵で有名な国芳も描いていたので驚き。当時は今より性的にくだけていたのかも。
2017/01/15
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