魔術師の帝国《1 ゾシーク篇》 (ナイトランド叢書)
魔術師の帝国《1 ゾシーク篇》 (ナイトランド叢書) / 感想・レビュー
rinakko
再読…なのだが訳者が違うので、読んでいて思い描く色味が“木乃伊かミイラか”ぐらいには違う。お気に入りは「ジースラ」や「死霊術死の島」「最後の文字」「アドンフォの園」。
2017/02/06
ハルバル
終末後の世界に蔓延るのは失われたはずの太古の神々と禁断の魔術。昏く淀んだ赤い太陽、砂漠、神々の怒りや人間の愚かさによって崩壊した国々の廃墟が横たわるゾシーク大陸を舞台にした連作。とはいえ背景がそうでも展開されるのはいつものスミス流の死と退廃の世界なのだが。クトゥルフ物もそうですが、この手のものは雰囲気にハマれるかどうかが評価を左右するのであって、出来不出来はけっこうある。しかしこの華麗な文体と東洋的雰囲気は素晴らしいと思う。
2018/07/13
アカツキ
同タイトルの本を分冊・再編したものの第一巻。退廃的でグロテスクだけれど耽美で甘い響きのあるダークファンタジー8篇。創土社の同タイトルを読んだことがあるので、再読ということになるのかな。どの話も面白いけれど、特に好きなのは「死霊術師の島」「魔術師の帝国」「ウルアの魔術」「最後の文字」。
2019/01/01
スプリント
良質なダークファンタジーです。翻訳も違和感を感じるところはありませんでした。
2017/07/07
Takashi Edamoto
こちらの方が先に出版されているはずなのだが、長らく幻の本だった魔術師の帝国。 他の本で読んだものばかりだったのが少し残念(翻訳者は違うが)。
2017/02/13
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