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妖(あやかし)ファンタスティカ2〜書下し伝奇ルネサンス・アンソロジー (ナイトランド・クォータリー (別冊))

妖(あやかし)ファンタスティカ2〜書下し伝奇ルネサンス・アンソロジー (ナイトランド・クォータリー (別冊))

妖(あやかし)ファンタスティカ2〜書下し伝奇ルネサンス・アンソロジー (ナイトランド・クォータリー (別冊))

作家
秋山香乃
芦辺拓
安萬純一
彩戸 ゆめ
獅子宮 敏彦
杉山 大二郎
図子慧
高井 忍
鷹樹 烏介
永井 紗耶子
日野草
操觚の会
出版社
書苑新社
発売日
2019-11-28
ISBN
9784883753802
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妖(あやかし)ファンタスティカ2〜書下し伝奇ルネサンス・アンソロジー (ナイトランド・クォータリー (別冊)) / 感想・レビュー

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ぶうたん

伝奇を機軸にして集まった作家の書き下ろし作品集。自分が思う伝奇とは違うかな、というものもあるけれど、いずれもスーパーナチュラルの要素は含むので、大枠としては合っていると思う。基本的には伝奇は長編だと思うし、今の時代に伝奇が流行るのかわからないけど、一定の需要はあると思うので、これからも続いて欲しい。ちなみに昔伝奇Mと言う短命の雑誌があったけど、忘れられているんだろうねー。

2019/12/26

伝奇小説アンソロジーシリーズの第2集。全十一編の収録作は古代から1920年代まで設定年代の幅が広く、現代が舞台のホラーやサスペンス小説なんかもあります。それぞれ10~15ページ程度のボリュームなのでどうしても全体に薄味な印象はぬぐえず、そんな中で異常に密度が濃い鷹樹烏介「人穴妖異譚」、完成度の高さで彩戸ゆめ「にっかり青江」の二作が傑出しているかと。そして、インパクトの強さでは何といっても獅子宮敏彦「推古朝魔獣騒動記」。海からやってきて口から火を吐く魔獣「ガジィーラ」って……(笑)。星4つ。

2021/10/12

5〇5

「ルネッサーンス!書下ろし伝奇小説アンソロジー第2弾!」 「読みたかった一冊なのよね。でも、”伝奇”の範囲が広くなってきたみたいね」 「確かに。歴史や民俗学を基調とする伝奇時代小説と思ってたんだけど、現代版のホラーやゴーストストーリーも含まれてるよね」 「お気に入りの作品は有りなんだけど、それより”時代”の括りの方向性がどうなるのかが気になるわね」

2023/06/04

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