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ホライズンブルー

ホライズンブルー

ホライズンブルー

作家
近藤ようこ
出版社
青林工藝舎
発売日
1999-09-25
ISBN
9784883790425
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ホライズンブルー / 感想・レビュー

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neimu

図書館本。なかなか痛い物語であった。妹を持つ自分にとっては、それなりに思いが重なる所もあるが、これは当時の流行、虐待ものか、それともアダルトチルドレンものかと思いながら、こういう話も書いていたのねと読んだ。いずれにせよ、精神的に脆弱な人間には毒のある内容なので、余り低年齢層にはお勧めできない。自分や世間を振り返ることの出来る、ある程度の耐性を必要とする考えさせられる作品だった。

2012/07/03

shino

重いテーマだけれど、淡々と描かれているのですうっと読める。読み終わってからも、二度三度と読み返した。あとがきで作者が「『ホライズン・ブルー』を全能の神のように上手に完結できなかった私は、少し負け犬の気持ちになった。それで『アカシアの道』というのを描いて、別の方向から答えを探ってみた。やはり気持のいい答えは出なかった。」と書いていたので、そちらの作品にも興味が湧きました。ところで、「プチタンファン」シリーズは育児に関する悩みが集約されていてすごい雑誌だったんだなぁと思った。今はもうなくなっちゃったんだっけ?

2013/05/30

tu-ta

電子書籍で読みました。言葉に絶するくらいの深度で引き込まれた。ひさしぶりにこんな漫画に出会った。 しかし、もっと早くであっていたら、こんなにも引き込まれなかったのかもしれない。 無料漫画をきっかけに近藤ようこを立て続けに購入。すっかり罠にはまった感じ

2020/11/16

sorari1991

読んでいて本当に苦しかった。途中作品につられて陰鬱な気持ちになり、どうでもいいようなことで泣いた。最後に救いはあったのでよかった。

2015/08/23

baruto

子供時代に親から愛されなかったために歪んだ自意識によって、自らの子も憎んでしまうという負の連鎖。その処方箋が明示されることはないが、人間、少しずつ変わっていけるような、そんな一抹の光を感じ取れる読後感だ。

2014/12/23

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