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花咲ける孤独

花咲ける孤独

花咲ける孤独

作家
山田花子
出版社
青林工藝舎
発売日
2000-09-01
ISBN
9784883790579
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花咲ける孤独 / 感想・レビュー

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みゃーこ

恐ろしいほど精密な人間心理の描写とほくろの毛まで書きこむ妙なこだわり感のある絵。すげえ個性に引き込まれる。好きだ。「その台でゲームすると奇妙な夢をみるという」チューリップ幻想は真理をついた内容だ。どんな顔をして少女はこんな内容の本を書けたんだろうと思うと、吐しゃ物、喀血、必死の形相を呈していたんではないか。天才とは奇形の一種であると彼女の世の中への観察眼を見て思う。

2013/06/08

さらば火野正平・寺

まあ厭な内容だ。サブカルの暗黒面というべきか。しかしこれほどの負の引力は他に無い。こんな価値観を持っていれば、著者が自殺に至ったのはわかる。

2012/10/15

ケイ

育った環境や容姿・性格などでこうも人生は残酷で悲惨になってしまうのか。いくら努力しても報われない者は報われない…劣等感や人の目を過度に気にして生きてきた山田花子だからこそ描けた作品であり、命を削ったきたとも言えるかもしれない。

2012/09/23

キリコ

山田花子が抱えていた孤独は、私の孤独に似ていそうで似ていない。わかるような気がするけど、きっとわかりきることはない。

2014/07/28

ちよじ

これじゃないけど題名同じ。解放目薬面白い。全部いいけど。自我が弱まっているときに読むと巻き込まれそうであぶい。

2010/01/25

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