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托卵

托卵

托卵

作家
ひさうちみちお
出版社
青林工藝舎
発売日
2001-11-25
ISBN
9784883790944
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托卵 / 感想・レビュー

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きゅうり

差別は権力に利用され無知と貧困の中で醸造される。(おのれの貧しさ惨めさを他の民族のせいにする親に育てられた子供は同じような思想を持つ。苦労して自分を育てた親を子供は否定できない。誰も悪くない、貧困と教育の機会がなかったのがいけない。)なぜ互いを認め素直に生きられないんだろうね。私たちは皆等しくこの世に托卵された子供たちなのに。

2017/01/24

s_n

『パースペクティブキッド』のように中世の架空の国を舞台にする差別をめぐる物語。モデルはユダヤ人のようだ。しかし、これはほとんど文学といっていい。とかいう言い方ももう流行らないし、そう書くとまるでマンガより文学が上位にあるようだが、そういうわけでなくかなり文字を読みます。文字多いです。

2011/10/02

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