この世の終りへの旅
この世の終りへの旅 / 感想・レビュー
ハイカラ
船を漕ぎ、難破し、もてなしを受け、女を喰い、砂漠を渡り、門をくぐり、法廷に立ち、絞首刑をうける主人公。最期に発した言葉は「ぼくは皆さんの事が嫌いでした」。すごい漫画だ……。旅に終わりはないという結末が絶望的。
2016/08/03
光芽様
心にリストカットをする私がいる。正常にもどるのに時間を要する本。現実に戻って見る太陽と空が懐かしく感じる危険な本。
2009/05/19
多田幾多
「ぼくは皆さんの事が嫌いでした」朝目覚め、同じ場所へと行き続け、生き続ける。自由という名の「地獄」から逃げる主人公。しかし世界は、自由は赦さない。「それがお前の罪なのだ」。 自由という地獄に気づいてしまった。しかしどうする事もできない。ならば世界のすべてを閉ざし、自由という地獄を慎重に生きていくしかないのだ。 がんばれ。がんばれ・・・・・
2013/05/14
tomo*tin
絶望って何色だろうね。
2007/05/02
サウス@大学生活始めました
大人な絵本。読むときの感情によって受けとるメッセージが異なるはず。これから、自分が成長していく課程のなかで、常にそばにおいておきたい。
2017/08/11
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