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妖霊星 改訂版: 身毒丸の物語

妖霊星 改訂版: 身毒丸の物語

妖霊星 改訂版: 身毒丸の物語

作家
近藤ようこ
出版社
青林工藝舎
発売日
2004-09-01
ISBN
9784883791675
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妖霊星 改訂版: 身毒丸の物語 / 感想・レビュー

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斑入り山吹

今まで読んだ近藤氏の作品はどれも素晴らしかったが、これはちと残念。

2015/01/10

筋書屋虫六

身毒丸と言うからには説教節「しんとく丸」…と期待してポチリましたが、あれれ?こんな話だっけとちょっとモヤモヤ。あとがき漫画を読んだら、2つの説教をモチーフにしているオリジナルだったそうです。しかも、「妖霊星」は能の「弱法師(よろぼし)」の語呂合わせで「ようろうぼし」って読むそうな!気がつきませんでしたー。なる程。漫画の方は、やや辛かったかな。弟姫の行動原理がちょっと突飛すぎるというか、理屈っぽいというより心病み的な感じがして感情移入できず、物語的にも全体的にもついていけずに終わった感じ。

2016/08/03

Kavi

本来の「身毒丸(しんとくまる)」の物語は読んだことないのだけど、切なくて、悲しい話だな。親の勝手な期待で病んでいく子供。厳しいわ。

2018/06/09

ぞるば

不思議な読後感でした。なんでこうなるのかわからない。生きるってそういうことなのだろうか。人は勝手に生きたり死んだりできない、というのがぐさっときました。

2016/07/31

龍國竣/リュウゴク

説経節が語る所の理屈と、情念と。二つが絡まりあいながら一つの作品を成す。己の存在を確かめる者と、消そうとする者。いずれも自己が肥大化している点では同じ。そんな似た者同士が出会い、惹かれ、憎み、命をも奪う。そして子が出来る。この本の成り立ちに似る。

2013/01/14

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