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天食

天食

天食

作家
泉昌之
出版社
晋遊舎
発売日
2009-06-27
ISBN
9784883809721
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天食 / 感想・レビュー

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yuzuriha satoshi

『食の軍師』の流れで読んでしまった こちらは初読 もらったまま本棚に埋もれていたのだ 全編単行本初収録だったのね でも表題の『天食』は読んだことあるぞ デビュー作『夜行』へのオマージュ(自作でもオマージュって言うのかな)

2015/03/18

majiro

奥田民生さんが帯だったりして、artists' artist(書き方これで合ってるだろうか・・・)なところが、ホンモノだよねーこの人たちは。出てこない月岡さんも、いい味出してるし。新鮮なおどろきとかじゃなくて、逆に、すごく馴染みすぎるおどろきというか・・・。これからも、コンビ解消とかしないで頑張ってほしいな!

2016/05/26

ジョニーウォーカー

一、ラーメンを外国人のバイトに作らせている店は末期。二、壁やお品書きに相田みつをチックな文字が踊る店は見かけ倒し。三、「トンコツも始めました」なんて貼紙のある店はもってのほか、スープは一朝一夕に作れるものではない。 …なんて【こだわり】が自分にもある。けれどこの言葉、本来は「他人から見ればどうでもいいと考えられることにとらわれて気にし続けること」(三省堂『新明解国語辞典』より)であり、ある意味すごく滑稽なことなのだ。主人公のお侍さんのそんな苦悩がいちいちツボにはまった。

2009/06/30

jansato

ジャンクフードやファストフードに対する拘りが半端なく、定食のおかずの食べる順序を考察する様が面白い。ネコマンマのようなやっつけ飯を作るにしても、マヨネーズ入れたりカツブシ入れたりと、もっとストイックに味を追求した方が愉しいのだということに気づかされる。

2011/09/02

caniTSUYO

やはり食べ物マンガでわれわれ庶民が共感し、笑えるのは久住昌之の作品だと思う。名著『かっこいいスキヤキ』の駅弁のオカズをどの順番で食べるかシリーズで地方の定食屋に行って天ぷら定食の食べる順番を悩んだり、まともな蕎麦屋で駅前の立ち食い蕎麦屋の何が入っているかわからないかき揚げそばのことを考えたり、ジャンクフード(冷やし中華、カップ焼きそばetc)が美味しくなろうと向上心を持つことに嘆いたり。 とにかくすべての食べ物へ等しくこだわりを持って接する様は東海林さだお同様、読者を心地いい空腹へと誘ってくれるでしょう

2010/12/31

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