SWITCH特別編集号 特集:AKB48
SWITCH特別編集号 特集:AKB48 / 感想・レビュー
fakegrit
藤原新也と大島優子の対談。"女優としての大島優子"の、意識と無意識の共存に驚く。演じる役柄が「どういう人間か」よく意識しているのに、演技した上での「表情の変化」は無意識。大島優子の演技は顔色のかげりが一番印象に残るので驚いた。自分にとって"人としての大島優子" は、明るいと同時に誰よりも厳しかったり、論理的に考えるのにオカルト的思考だったりと「表裏の格差」が一番の魅力で、その人柄が「かげりのある演技(正確には、そのかげりが変化するのでかげっていく演技)」、"女優としての大島優子"に現れているのだなと思った
2011/02/16
fakegrit
秋元康のインタビュー。TVという一つの時代を代表する放送作家である彼が、"TVが後退させた物"と"後退させられるTV" の要素を託したのがAKBプロジェクト。前者はTVが後退させた文化直接摂取型の劇場であり、後者はネットによって後退させられたTVの持ち味・歌謡曲。AKBメンバーと秋元康の発言リンクも面白い。秋元康は「アイドルは同性の人気を勝ち取らないと残れない」と言い、その彼が同性受けアイドルとしてプロデュースしてる板野友美が、秋元康に言われた言葉としてあげているのが「貴方は絶対成功する」だったり
2011/02/16
感想・レビューをもっと見る