『ふわふわ』谷川俊太郎+工藤直子 対談集 (SWITCH LIBRARY)
『ふわふわ』谷川俊太郎+工藤直子 対談集 (SWITCH LIBRARY) / 感想・レビュー
けんとまん1007
まさに、ふわふわとした読後感。詩人の世界なのかな。谷川俊太郎さんは、敬愛する詩人のお一人で、独特な存在感を感じている。人は、それぞれ、いろんな背景を持っているんだなと再認識。
2018/08/20
kanata
ふわふわが好きな谷川さんと、生き物好きなのに人に興味がない(と谷川さんが見抜いた)工藤さんの対談集。会話に詩が散りばめられボリュームたっぷり。友人・大岡信への谷川さんの詩や、夫や妻や両親とのやり取りが瑞々しく、詩人って世の何かにとらわれず生きている人というわけではないのだ、と発見する(とくに工藤さんは、谷川さんに「それでいいんじゃないの?」と言われて何度か納得している)。風船、模型飛行機、タンポポの綿毛、エナガ、タマシイのそれぞれのふわふわ。自分が好ましく思うもの語り。わたしはやっぱり猫毛かなあ。
2018/06/28
魚京童!
誕生、性交、死、それがすべてだ、それがすべてだ
2018/10/19
ふじ
現代詩のビッグネーム2人の対談集。若い頃から最近まで載っているけれど、不思議と年齢を感じさせない。やっぱりどこか浮世離れしているから詩が書けるのか?大人になりすっかり左脳派になってしまった自分にはわかり切らないなぁと思うこともしばしば。詩が書ける人、書けない人、という区分けがあるらしい。2人の生い立ち、活字との出会い、死に対する考え方、などなど雑多な内容。大岡信は難しかった…小2にして『のはらのうた』に拒否反応を示した私は谷川さん派。でも『てつがくするライオン』なら読めるかもしれない。
2019/04/22
りえこ
図書館で借りて読みました。対談、面白かったです。お二人の考えかたがそれぞれ素敵でした。
2019/08/31
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