恋するザムザ (HARUKI MURAKAMI 9 STORIES)
恋するザムザ (HARUKI MURAKAMI 9 STORIES) / 感想・レビュー
ぐうぐう
ナレーションで展開していく物語は、村上春樹らしさをダイレクトに表現しやすくなっている。また、寓話性の高い原作は、コミカライズにうってつけでもある。さらに言えば、カフカの『変身』をモチーフとしていることも、バンド・デシネと相性がいいし、フランスの読者を大いに刺激しただろう。とはいえ、これは恋の物語だ。「誰かに会いたいとずっと思っていれば きっといつかまた会えるものだよ」そこを楽しめばいい。
2019/06/26
こたま
目覚めたら人間になっていたザムザ。錠前の修理に来たせむしの女と言葉を交わすうち、どんどん彼女に惹かれていく。でも確かにこの女には不思議な魅力があるし、ちょっと友達になってみたい気はする。
2020/02/04
ハチ
この短編も読んだように思うが、漫画で読むとまた新鮮。
2019/05/13
かわぴょん
この世界は彼の学習を待っているのだ いい台詞だな、クゥ
2021/03/20
縁川央
私の壊れた心の錠前を直してくれたあの人にまた会えるかな
2019/04/09
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