赤木かん子の図書館員ハンドブック分類のはなし: 学校図書館で働く人のために
赤木かん子の図書館員ハンドブック分類のはなし: 学校図書館で働く人のために / 感想・レビュー
☆よいこ
司書用。赤木かん子の分類学。NDCそろそろ改定出てくれないと情報系とか工業系の不具合が辛い。「使いやすい学校図書館を目指す」ために、日々の書架整理の中で悩むことがあるので再勉強のため通読。イラストシールで分類するのは分かりやすいけど、全部コレにするのではなく部分で取り入れるつもり▽司書仲間ではNDC完全信仰者もたまにいるので、私にみたいに気軽に番号付け替えてシール張り替えると怒り出す人もいるけど、やっぱりその図書館の利用者に合わせて配架しなきゃいけないと思ってる。原理原則を踏まえて利用者目線て難しい。
2023/01/09
shiho♪
この本にはもう1つ「誰でも使えるユニバーサル図書館を目指して」という副題がついてます。 子どもにとって、分類番号とか見出しは難しい時があります。低学年や支援学級の子は特に…。今流行りのピクトグラムやイラストで、どこにどんな本があるか一目瞭然になれば、使い易い図書館になる、というわけ。 赤木さんのような理想的な学校図書館には程遠いのですが、参考にします。
2022/03/25
たんぽぽ
日本十進分類法(NDC)を尊重しながら、学校図書館の本の分類について、かん子さん流の工夫「イラスト分類シール」を紹介した本。NDCでは483に無脊椎動物という言葉があてがわれるけど実際はその一部の生き物で、階層で以降も無脊椎動物と分かるとはいえ、484、485、486にも483と違ってそれぞれ違う生き物の分類がされている点、487も脊椎動物とくるけど実際は魚類、両生類、爬虫類が当てはまり、488鳥類、489哺乳類も脊椎動物なんだよっていう、初心者にとってのNDCの表現上のモヤっとポイントに(続く)
2018/07/29
なま
★4 小学校低学年の子は3桁の数字が使えない。漢字が読めない。NDCは社会構築する側から作られ消費者サイドの一般人にはわかりにくい。(ペットはペット業界の立場から産業の6類)そういう背景から赤木さんの分類シールは作られたらしい。 p6 カナダは人種融合政策に反対した人が作った国で、ブロックごとに人種が違う多言語国家。(図書館には17言語で案内) NDCは基本的だが五輪で利用されたピクトグラムやLLブックの様に必要とする人には用途によりイラストを取り入れると便利かも。コラムも面白い。
2021/09/03
Lumi
時間が無くて流し読み。分かりやすい。
2024/05/28
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