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何のために生きるのか

何のために生きるのか

何のために生きるのか

作家
五木寛之
稲盛和夫
出版社
致知出版社
発売日
2005-11-21
ISBN
9784884747336
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何のために生きるのか / 感想・レビュー

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やすらぎ

生きている間に少しでも美しいこころにしようと努力することが人生ではないか。いのちの軽さやこころの荒廃。精神のデフレ。何十年たっても子どもの頃の辛い思い出に一瞬で戻れることが一番の財産である。自身の原点に感謝して生きている。知足。…人は常に光が射していると明るさを感じない。太陽は沈み夜は明ける。大切なことは闇にある。一日の終わりに有難う。始まりに有難う。運命はこころによって変えられる。私たちは何のために生きるのか。微笑み、優しさ、利他。ただそれでいい。日常として行えばいい。豊かな情操はそこから生まれてくる。

2022/06/25

団塊シニア

稲盛氏の運命は変えられるという発言が興味深い、人間は自分が一番かわいいから自分だけの我欲にとらわれる、だからこそ死ぬまでの間に少しでも美しい心に しようと努力することが人生ではないかという持論には共感できる。

2013/11/13

jjm

読書済本整理)昔の日本はよかった、今の日本はダメだ、もっと仏教やスピリチュアルな世界を信じろ、という内容のように感じた。

謙信公

人は一人では生きられない。人と人とのふれあい、他力の中で生きている。情(こころ)の文化を大事にする。日本人の美徳だ。ナットク。百恵さんの引退以降、情を注ぐ子どもも大人も口ずさめる音楽が最近はない。百恵さんの引退は、社会現象になるゆえんだ。過保護に育てられた子供たちが成長して、これからの日本はどうなるのか?しかし、その責任は教育の方法を知らない親世代にあり、個を重視する戦後教育の負の遺産だ。

2016/04/14

とく たま

昭和7年生まれのお二人。それぞれに相当に違った人生を体験し、どう生きるべきか!辿り着いたところを語り合う。稲盛は心を磨けば人生は変えることができるという。五木は風が吹くのを帆を張って待つという。題名にある「何のためにいきるのか」の話は読み取れないが「どのように生きるのか」の話は読み取れる。経済界と文壇の踏み込みづらいハザマの話でもある。魂や輪廻など。私見を言うと、心は努力だけで磨けないし、人生は変ったように見えることもあるが、変えてはいない。

2018/06/09

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