文庫 2 メギドの火
文庫 2 メギドの火 / 感想・レビュー
セウテス
異界作品第二弾の(2)。遂にメギデロスに操られる人間が、世界に対して戦いを起こします。それは凄絶な破壊ではありましたが、人間はからくも勝利を納めます。しかし荒れ果てた世界の中で人間達は、居場所を逃げる順番を食糧をめぐり、奪いあいを始めて仕舞います。自分たちのグループが生き残るために、他のグループと生存をかけた争いを起こします。宇宙連合に助けを求める主人公達に彼らは告げます。「狭い地球の中でさえ、お互いに争う人間を、他の惑星の住人が受け入れる訳がない。」と。人類は人類で滅ぶ、強烈な警告を鳴らす作品でした。
2014/12/18
nagaishi
正義とは何か、平和とは何か。すごいテーマ性を持ってすごいテンション高まったところで、何の解決もなく全滅して終わった。投げっぱなし感が凄まじくて、「え?」と思って最終ページ何度か捲り返しちゃったよ。
2010/07/30
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