リュウの道 3 (竹書房文庫 R 3)
リュウの道 3 (竹書房文庫 R 3) / 感想・レビュー
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この巻の最後の「死と生の物語」で地球が迎えることになったハルマゲドンの真実らしきものが明かされる。ここまでの展開だけでも本作は「サイボーグ009」と並ぶ石ノ森章太郎先生の一大傑作であろう。だがまだ2巻も残っている。この話はこの後一体どこへ進んでいくのだろう。
2020/04/01
ぐうぐう
退廃した未来の地球を舞台とした『リュウの道』は、石ノ森の文明論でもある。自然が凌駕する地球において、取り残されたように存在する機械都市。主人公リュウの常識が大きく揺らぎ、文明が与える幸福の意味を逆にリュウは残酷なまでに問われる。
2009/02/11
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