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底抜けブラックバス大騒動

底抜けブラックバス大騒動

底抜けブラックバス大騒動

作家
池田清彦
出版社
つり人社
発売日
2005-04-01
ISBN
9784885365317
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底抜けブラックバス大騒動 / 感想・レビュー

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yamakujira

外来種駆除のあり方に疑問を投じる。生物多様性って大事だとなんとなく思わされてるけれど、論理的に説明できないし、価値観のひとつにすぎないと気づかせてくれる。外来生物駆除って、自然保護のために野生生物を殺すってことに違和感がぬぐえない。奄美大島のマングースや小笠原のグリーンアノールみたいに「K-ストラテジスト」の生物を激減させている特定地域の対応は急務としても、ブラックバスやアメリカザリガニはゾーニングでいいと感じた。道路建設や埋立工事も利権なら、駆除作業も利権だなんて、暗然としてしまう。 (★★☆☆☆)

2019/01/10

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