物価の文化史事典: 明治/大正/昭和/平成
物価の文化史事典: 明治/大正/昭和/平成 / 感想・レビュー
梟をめぐる読書
事典を気ままに引くのは楽しい。まず気になるのは本の値段ということで「教養・娯楽・旅行」の章を引いてみると、1927年の創刊当時で岩波文庫の「こころ」の値段は40銭。一方、同じ時代の都内の喫茶店のコーヒーの値段は5~10銭(一般物価)となっており、コーヒー一杯=文庫一冊で価格が釣り合ったのが87年頃からだと初めて知る。では文庫本を買って、帰りに「中村屋のカリー」でカレーと一緒にコーヒーを注文すると全部で幾らだったのか…と想像はついつい明後日の方向へ。目次を見ると、なぜかコンド-ムの物価まで。秘蔵したい一冊。
2012/12/03
ぽな
文句なしにおもしろぃ非連続型てきすと。
2014/01/08
双海(ふたみ)
ゼミで参考にしました。
2013/08/02
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