KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

臨床哲学

臨床哲学

臨床哲学

作家
養老孟司
出版社
哲学書房
発売日
1997-04-01
ISBN
9784886790637
amazonで購入する

臨床哲学 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

やっさん

哲学から老化、多細胞と単細胞、死と頸、脳と心、解剖学、哺乳類とテーマは実に広い。都市…脳化社会。管理可能/自然…管理できない。子供=自然。だから脳化社会では排除される=少子化は必然。等、『バカの壁』の種が色々みられる。哺乳類が成立するには、乳腺の発達とともに、「哺む」能力が必要だった。爬虫類や鳥類は顔面に筋肉がなく、哺むことができない。哺乳類との過渡期である単孔類(カモノハシ)は乳をなめるとかラバは、1対の染色体が正確には対合していないので減数分裂が起こらない=不妊である、とか面白いエピソード満載。

2009/07/26

感想・レビューをもっと見る