やんごとなき姫君たちの食卓: 西洋おどろき食道楽 (TOTO BOOKS 20)
やんごとなき姫君たちの食卓: 西洋おどろき食道楽 (TOTO BOOKS 20) / 感想・レビュー
viola
いや~~、これは、つまんないですね。『やんごとなき姫君たちの寝室』でも結構グルメネタは載っていましたし、それで十分。と言いますか、それと物凄く被っていました。文章そのままだったりするし、読んでいる時間が勿体ないくらい。特に酷いのは、例えばデュ・バリー夫人について。歴史エピソードを語る→処刑される→「ところで、デュ・バリー夫人はカリフラワーが大好物であったとされる」→レシピの紹介 って、おい!ところでって!!レシピを紹介すればいいってものじゃないし、例のごとく写真も何もなく、美味しそうにも見えないし・・
2013/01/18
おMP夫人
タイトルにつけるほど「やんごとなき姫君」成分はありません。西洋を中心とした食に関するコラムをたんまり集めました。で、終わってしまっています。気軽に読めるのは利点だと思いますが、その分、中身はかなり薄いかと。ちょっとした会話の種は増えると思いますが、この本だけでは知ったかぶりで終わってしまいそう。なにより食を扱った本なのですから、せめてもう少し食欲を刺激する内容にして欲しかったです。処刑されたり、人が亡くなったエピソードの直後に「そんな彼女の好物は~」なんて書かれてもねえ...
2012/11/06
honey
上流社会のパーティーの様子、ワイン、銀器や陶磁器の話、料理やレシピなど、飲食にまつわる幅広いトリビアが70以上掲載されている、中世ヨーロッパを中心とした食にまつわるエピソードを集めた雑学本。 気軽に楽しく読めるのだが、一つ一つが短く、信ぴょう性が乏しいのが難点。
2012/07/22
shiro
勉強になった。ギロチンでの処刑など恐ろしい描写もいくつかあったが…そういう時代があったことを改めて知るきっかけになった。特におもしろかったのが、五章の優雅なひととき、ティータイムへの誘い。調度品もすてきなものが多く、目が癒された。また、パイレーツオブカリビアンに出てくる東インド貿易会社が実在していたことも知ることができた。
2020/06/23
ダリア
読んでいて、どうも覚えがあると思っていたが。たぶん、この本は再読である。トリュフの豚の話とかシャンパンの話とか、この本で知ったとはっきり覚えている。かなり前に読んでいたはずなのに案外、覚えているものだ。 料理はそうでもないのだけれど、お菓子は食べてみたい。
2018/12/10
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