藤森照信の特選美術館三昧
藤森照信の特選美術館三昧 / 感想・レビュー
石油監査人
この本は、建築史家の藤森照信氏が、国内28箇所の美術館を訪問して、その建造物としての魅力を紹介したものです。著名なル・コルビュジェ設計の国立西洋美術館から、高松伸設計の植田正治写真美術館のようなあまり知られていない美術館まで、様々な美術館を訪れています。藤森氏は、光や空間の使い方、構造や建築素材の特徴や工夫などを分かりやすく解説していますが、特に、それぞれの建築家の思考過程を解き明かす推理小説風の解説が楽しいです。また、ふんだんに掲載されている藤塚光正氏の美しい写真も、旅情を誘う素晴らしい作品と言えます。
2020/08/12
もこ
美術館に行きたくなる本。そして、建築に触れたくなる本。建築ってロマンがありますね!今度の休みに四国か箱根に行きたいな〜
2009/09/30
Shun Fukuyama
藤森さんのいい意味で学者らしくない軽快な語り口は健在。又他の方も仰っていたが、大判の写真が綺麗で良い。これで何件か行きたい美術館が増えた。
2013/01/03
pon
イサムノグチ 存在と時間。
2012/09/17
さえ
建築をやっていない子にみせても●●の美術館にいきたいといっていた。そんな美術館の作品じゃなくて建物について語って、魅力を存分に伝えてくれる本でした。
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