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鬼畜のススメ: 世の中を下品のドン底に叩き堕とせ みんなで楽しいゴミ漁り

鬼畜のススメ: 世の中を下品のドン底に叩き堕とせ みんなで楽しいゴミ漁り

鬼畜のススメ: 世の中を下品のドン底に叩き堕とせ みんなで楽しいゴミ漁り

作家
村崎百郎
出版社
データハウス
発売日
1996-07-01
ISBN
9784887183988
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鬼畜のススメ: 世の中を下品のドン底に叩き堕とせ みんなで楽しいゴミ漁り / 感想・レビュー

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なる

サブカルチャー界隈では伝説の人である村崎百郎。ゴミ漁りを日課としたそのレポートを中心とした作品である。無粋なことを言えば中の人はインテリ側の人間であるが、村崎百郎となった時にはシベリア生まれの中卒・工員としての立場でゴミ漁りをし、鬼畜系の生活を提唱している。刊行された15年ほど前はおそらくゴミ捨てもフリーダムでだからこそできた所業だったのかもしれない。今これを実行するのは難しい気がする。効率的なエリア・時間、警官への対策、といった下品な文章ながら実は良識もある。どうしようもない(褒めてます)。合掌。

2022/02/14

ゴミの如き人間、自称ダストハンターの書くゴミ漁り本。サブカル臭がプンプンする文章はしょうもないのに読み進めてしまう情熱がある。人間嫌いのスタンスを押し出しながら物語ゴミ(ゴミから出てきた人様の日記)をしっかり楽しんでいる彼に人間味を感じる。強姦された女を拾って童謡を歌ってあげる話、好き。拾ったゴミの中に人間を入れるあたりが彼らしいというか。

2016/03/13

澤水月

「あんたの魂はどこにある?そこに残飯の詰まったポリバケツはあるのか?」。96年、まだオウム事件覚めやらぬ文化界に切り込んだ初著作。人文思想系にもスカム系にも寄稿し「何者?!」感が高まっていた中、鮮烈だった。「ゴミ漁りを通じて鬼畜的な思考を身につけろ」…「鬼畜」の語感で見え辛いが彼が伝えたいのは突き詰めれば「やりたくない事は徹底的にやらない」思想の自由。強姦被害者を歌って慰め猫婆さんに思いを馳せ、弱者への眼差しは優しい。既成概念に縛られ悩む若者にエールを送る逆説的な含羞に満ちたモラルの書だった…

2010/07/31

ほしの

百郎さんには、鬼畜であってそれでいてとっても優しい人だなぁって感想を抱いたぜえええ〜。いい本だったなあ〜

2016/07/26

ガンジス川沐浴子

入手困難だったものが電子書籍化されて手に入るようになったので。 期待したわりに面白くなかった。 下劣なゴミ漁りを真面目に書いている本。主に下品なシモ話。 それ以上でもそれ以下でもないゴミ漁りとシモの妄想だけなので、それで一冊はきびしい。 ゴミの捨て方について考えさせられた。

2021/03/01

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