地図に仕える者たち
地図に仕える者たち / 感想・レビュー
OZAC
全体として起伏の少ない、悪く言えば地味な物語だった。だが読んでいるうちに、登場人物たちがここで関わってくるのかという具合に、様々に折り重なっていく展開には好感が持てる。科学に造詣の深い作者ならではの、知的さが感じられる短編集。特に気に入ったのは、表題作の「地図に仕える者たち」。ヒマラヤが出てくるだけで血沸き肉躍るというもの。
2020/03/08
cpond
色々な科学に仕える人たちを主人公にした短編集。舞台は豊かなところではなく寒々とした情景が思い浮かぶ。あとがきを読むと実際のモデルがいる話のようだがなかなか面白い。
2014/04/05
Riko
図書館で借りた
2009/09/24
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