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幼い子の詩集 パタポン 2

幼い子の詩集 パタポン 2

幼い子の詩集 パタポン 2

作家
田中和雄
出版社
童話屋
発売日
2002-11-10
ISBN
9784887470293
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幼い子の詩集 パタポン 2 / 感想・レビュー

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ゆうゆうpanda

幼い子の詩集その2です。今度の前書きには『はなのすきなうし』が引用されています。「牛とはいうものの~好きなようにしておいてあげました」まさに私がレビューに抜き出した部分について語られていて嬉しくなりました。子供向けのものは大人の鑑賞に堪える、いや、それ以上に上質なものを。「木は囁いているのだ ゆったりと静かな声で 木は歩いているのだ 空にむかって 木は稲妻のごとく走っているのだ 地下へ~木 ぼくはきみのことが大好きだ」『木』田村隆一より一文引用しました。大好きだと照れずに言えること。大人にも子供にも大事。

2016/09/14

へくとぱすかる

2冊目を読んでも、やはり谷川俊太郎さんの作品はいいと思う。「おおきくなる」は、どこかで使えそうだし、読んでよかった。意外によかったのは、村野四郎の「にじ色の魚」。実存・虚無的な作品の多い詩人だけど、こんな素直に読める作品もあったのかと。そういえば卒業式でよく歌われた「巣立ちの歌」は村野さんの詞によるもの。そういう面の感性を発揮した作品なんだなあ。

2018/11/09

ぼんくら

【「瀬田貞二」生誕100周年】イベント♪幼い子の詩集その②。編者、田中さんのまえがきがいい。詩にはみな、生まれてきたときの物語があるという。最初に載っているのは草野新平の「春のうた」。声に出したい詩がいっぱい。『幼い子の文学』の中で紹介されていた「ボートは川を走っていく」が石井桃子さんの訳だったということで載っています。

2016/04/21

ゆき

うみとわたし/コップのうた/どんどんほったら/アリくん/おおきくなる/

2018/06/10

みよちゃん

前書き、良かったです。内容もどれも胸にしみてきました。雑誌子どもと本には毎回,北原白秋が編集指導した児童自由詩集成・1933年刊が連載されています。その時代の子どもの様子が飾りのない気持ちをあらわしていて、また、白秋の意見、指導があって、励みになったろうなあと、羨ましくおもいました。

2016/06/01

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