手紙屋 蛍雪篇 私の受験勉強を変えた十通の手紙 (喜多川 泰シリーズ)
手紙屋 蛍雪篇 私の受験勉強を変えた十通の手紙 (喜多川 泰シリーズ) / 感想・レビュー
おしゃべりメガネ
「受験生の息子がいるなら」と読友さんにオススメいただき、読了です。『進学はしようと思ってるけど何のために進学するのか?どうやる勉強法がいいのか?』など、いい意味で至ってスタンダードなテーマに対し、わかりやすく、そして手紙のやりとりが主なのでとてもテンポ良く書かれています。問題はほとんど本を読まない息子が、なんとか本作を手にとって読んでもらえるかです。本を読まない人に「いいから黙ってコレ読んで!」と言っても、正直なかなか読まないですよね。少しずつでもいいから、読み進めてヤル気スイッチをオンにしてほしいです。
2019/05/11
けんとまん1007
面白いですね。読みやすくて、すらすら読める。でも、学べることも多いです。でてくるキーワードは、いろんな場面で応用できることばかり。勉強は何のために?の一つの考え方が示されていて、自分の考えに近い部分が多い。今、中2の息子にと思うが、読んでくれるかなあ~(^^;)
2011/01/22
うりぼう
喜多川泰シリーズその4。さくら高校3年のときにプレゼント。本箱を漁って見つけて読了。喜多川本6冊目。就活編の姉妹編。2冊は、同時進行で書かれた。順番は、発行順に読んだ方が面白い。今春、大学3年になるさくらに就活編を渡したが、インパクトに欠けるかな。「学ぶとは何か」を明確にした本、それは「働くとは何か」と同じことであり、「生きるとは何か」に行き着く。私達の人生が豊かで最期の時に「いい人生だった」としみじみとつぶやくためには、日々の生活が幸せに満ちていること。そのために学びもある。喜怒哀楽、後悔もまた良し。
2011/02/22
ジュール リブレ
同じタイトルの『手紙屋』と裏表。A面とB面。押し付けがましい感じがないのが、この二冊の良いところ。手紙、という少し時差のあるメディアの良いところを使って考える時間、間を作ってる。前作とのつなぎも含めて、良く考えられた秀作でした。お勧めします。
2020/11/23
Take@磨穿鉄靴
現在大学生で業務に関わる資格取得と大学の講義と数学検定を並行して取り組む学びの只中にいる私。46歳。自己実現の為だけどそれすなわち人の役に立つ人間になってこの世界に恩返しをしてから死にたいというのが根底にある。他人からは下らなく見えても私だけは私を応援している。ゆくゆくは子ども達に勉強を教えたいそれに関わりたい。それが場所でなのかスキルでなのかまだおぼろげだけどまずは自分が学びの先達になる。そんな気持ちとリンクするこの本。来月の姪の誕生日プレゼントはこれかな。★★★★☆
2022/11/02
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