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非論理的な人のための 論理的な文章の書き方入門 (ディスカヴァー携書)

非論理的な人のための 論理的な文章の書き方入門 (ディスカヴァー携書)

非論理的な人のための 論理的な文章の書き方入門 (ディスカヴァー携書)

作家
飯間浩明
出版社
ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日
2008-12-20
ISBN
9784887596795
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非論理的な人のための 論理的な文章の書き方入門 (ディスカヴァー携書) / 感想・レビュー

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k sato

文章作成に悩める老若男女にとって、文章が上手くなるという謳い文句は編集社の罠である。文章作成のコツを紹介した本は巷に溢れており、どんぐりの背比べ状態である。この本もまた同類であるが、文章の構成を「クイズ文」とネーミングした点は他に類を見ない。クイズに例えることで、読者の心理的障壁を低くしようという狙いが伺える。自分の考えを読者に正確に伝えるには、文章をクイズと同じ「問題」「結論」「理由」の形式に当てはめればよいというのだ。しかし、これはPREP法の冒頭に「問題提起」を加えただけで、真新しい技法ではない。

2024/09/01

Lee Dragon

タイトルが非論理的な人のためのってのが適さない気がする。しかし、文章の種類としてクイズ文、日記文というカテゴライズは非常にわかりやすい。また、それらの文章構成要素も明確であった。例示や反例が多用してあるので読み通すと論理的な文章構成が何かが分かるようになる。

2018/09/14

katoyann

文章のジャンルを大まかに「日記文」と「クイズ文」に分けて、後者を論理的な文章のモデルとしている。クイズ文を書くためには、問題(提起)、結論、理由という構成にすると良いらしい。確かに論文は、結論が序で述べられて、結びでは序で述べられたことが証明されたとまとめられている傾向がある。 なるほど、と思いつつ、YES-NO型やWhy型など構成の型を示すのは、形式主義を好みそうな文化にあって、それこそ文章にも画一性を求めてしまう傾向を刺激しそう。というより、そういうニーズがあるというべきか。

2021/05/21

なつぼんやさん

大学に入って3ヶ月がたった今、私が最も苦労したのはなんといってもレポートだと振り返る。…文章を書くことは嫌いではないが、相手をある程度納得させられる首尾一貫した文章を書くことは難しかった。(ここの感想は、日記文だと割り切っている。自分の思うがままに書いていて、逆にそれが後で見て楽しかったりするから。)クイズ文で書く際の注意、例文が多かったこと、各章にまとめがあったこと、そしてすべての文章において問題、結論、理由を明示する形をとっていたことなどはこれからもレポートや論文を書いていくうえで非常参考になった。

2014/08/06

KJ

日本語の文章は、ごく大まかに「日記文」と「クイズ文」に分けられる。なるほど、文章に対する見方が大きく変わった。今度会社で論文の発表をしなくてはならないのだが、凄く参考になった。ただ、一般の人がクイズ文で文章を書く機会はそれ程多くはないかもしれない。論文やレポートの発表を控えた人でまだそういうものに慣れていない人にとっては間違いなく良書である。再読必須。

2015/07/25

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