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修禅寺物語

修禅寺物語

修禅寺物語

作家
岡本綺堂
出版社
長倉書店
発売日
2024-11-22
ISBN
9784888500135
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修禅寺物語 / 感想・レビュー

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misui

修善寺の書店による特別編集版。以前読んで面作師が自分の娘の死顔を写そうとする凄絶なラストシーンだけ覚えてたけど、頼家の死の運命を先取りしたが故に面にそれが現れていたというくだりはすっかり忘れていた。表紙の面が頼家の面と伝わるもの。ギリシャ悲劇みたいな話と思えば解題にその旨が言及されている。

2023/04/16

猿山リム

 鉄道に乗り本を読むのが好きなのだが…うっかり読む本を持っていくのを忘れてしまい、修善寺の書店で現地調達した、その本屋さんが出版した修善寺ゆかりの本。  鎌倉時代を、軸にした歴史ミステリなんかにちょくちょく登場する「頼家の面」をモチーフにした戯曲とその著者の修善寺エッセイ的なものを集めた感じ。  古い言い回しの多い文体では有るが、それほど難しい内容でもないので、何となく読めばなんとなく読解できる。  本質とは離れるが、ひとつの取材旅行でふたつのエッセイを書き上げていてしたたかだなと思っちゃたりなんかした。

2024/07/21

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