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世紀末の作法: 終ワリナキ日常ヲ生キル知恵

世紀末の作法: 終ワリナキ日常ヲ生キル知恵

世紀末の作法: 終ワリナキ日常ヲ生キル知恵

作家
宮台真司
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
発売日
1997-07-01
ISBN
9784889914610
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世紀末の作法: 終ワリナキ日常ヲ生キル知恵 / 感想・レビュー

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ころこ

タバコを持っている女子高生の写真は、現在では掲載が不可能でしょう。法化社会は暴力から我々を守りますが、他方で猥雑さと躍動感を失い、それどころか我々はそのことを喪失とはとらえていない。当時、社会は所与としてあり、「それでも社会を生きなければならない」ことにいち早く気付いたのが著者であり、決してマジョリティではない若者の声なき声の代弁者でした。本書では「青少年」に対する法化した社会の圧力が思いのほか多く登場しますが、世界から社会をみている当時の著者にはその無意味さを見通しているようにみえます。

2021/05/18

晩鳥

筆者が新聞や雑誌に連載したコラム等をまとめたもの。女子高生のテレクラなど性に関する話が多い。 90年代の空気を感じた。

2017/10/15

チエコ

Kindlで読んだ。90年代の文章だけど2015年を予見してるような気がした。

2015/07/13

hajimemasite

90年代の話なのだけれど、本当に、歴史は繰り返す、といったような。ただ、インターネットは結局、人類を救ったような気がしないでもない。

2018/07/25

_sakadon_

『実は官僚の腐敗汚職も、倫理というより動機づけの問題だ。(中略)頑張って東大に入って「社会のために働く官僚」になる道は、腐敗と関係なく周囲から尊敬も羨望もされなくなりつつある。緊縮財政の中では高給の支払いもままならない。』不安定雇用の時代、みんな「おまえ安定してるじゃん」って官僚を妬む。

2012/02/09

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