KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

喜びの泉 ターシャ・テューダーと言葉の花束

喜びの泉 ターシャ・テューダーと言葉の花束

喜びの泉 ターシャ・テューダーと言葉の花束

作家
ターシャ・テューダー
Tasha Tudor
食野雅子
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
発売日
1999-11-20
ISBN
9784889919417
amazonで購入する

喜びの泉 ターシャ・テューダーと言葉の花束 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

帽子を編みます

この美しい本が私のもとに来てくれるとは。すでに喜びとともにページをめくっています。ラルフ・ウォルドー・エマーソンの言葉が多いでしょうか、「人生は十分に長い。礼儀を尽くす時間は、いつだってたっぷりある。」「わが身をさいてこそ、ほんとうの贈り物といえる。」。好きな言葉と美しい挿し絵、何回でも噛みしめて味わいたいと思います。

2024/06/16

陽子

夏になると美しい薔薇の咲くお気に入りの喫茶店には、ターシャ・テューダーのお庭の写真集がたくさん置いてあった。その写真集も素敵なものだったが、画家としてのターシャの絵本を初めて手に取った。この絵本は著者が感銘を受けた作家や詩人の言葉に自ら水彩画を添えたもの。子供や花や自然が優しい気持ちにさせてくれる。昼間だけではなく、夜の景色も美しく、湖の岸に座って月を見つめる少女のページが印象的だった。名言をゆっくりたどるもよし、綺麗な絵のみを鑑賞するのもよし。著者の心根の美しさがにじみ出ているような感じがした。

2019/05/08

シュシュ

ターシャ・テューダーに喜びを与えてくれた様々な作家や詩人の言葉に絵をつけたもの。人生を楽しめと背中を押してくれる言葉が多かった。そばにおいて時々読みたい。今、心に響くのは フラ・ジョバンニの言葉「今日のうちに、心がやすらぎを見つけなければ/天国はこない/天国をつかみなさい/世の中の憂鬱は影にすぎない/そのうしろ、手の届くところに/喜びがある」

2018/01/08

Naomi

お友だちのお家で(^-^) ふんわり優しい、ターシャ・テューダーさんの絵と、作家や詩人の言葉のコラボレーション。「しばし羽を休めた枝が細すぎて折れるかと思えても それを感じながら いざとなれば飛べばよいと気楽に歌い続ける 鳥のようであれ ビクトル・ユゴー」「人はみな月と同じように、だれにも見せない暗い面をもっている。 マーク・トウェイン」

2019/03/01

aiaimo`olelo

おそらく23歳の私が買った本。数回しか開いたことがないのに今なお手もとにあり、そして、20年ほど経ったいまはやたらと強く心に響いてくる。ターシャが気に入ったという言葉にターシャ自身の水彩画が添えられたこの絵本には、ターシャのこれまでの人生がぎゅっと凝縮されている。もう会えないターシャの喪われた時と、それでも変わらずただよい続けるターシャの残り香に、心の奥が焦げるようにきゅう…と強く惹きつけられた。 「この世でもっともすばらしいことは、自分は自分のものだと知ることである」ミシェル・ドゥ・モンテーニュ

2021/07/23

感想・レビューをもっと見る