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燃えよペン (MF文庫 1-10)

燃えよペン (MF文庫 1-10)

燃えよペン (MF文庫 1-10)

作家
島本和彦
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
発売日
1999-11-05
ISBN
9784889919677
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燃えよペン (MF文庫 1-10) / 感想・レビュー

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ツバメマン★こち亀読破中

続く徹夜、プライベートなんて皆無、ブラック企業も裸足で逃げ出す漫画の世界で、あくまでも“熱血”を貫き通す漫画家・炎尾燃(ほのおもゆる=きっと島本和彦?)と彼を支えるアシスタントたちの熱くてヘロヘロの毎日。こうして面白い漫画は作られるのだ!

2023/05/16

白義

熱さが最初からハイパーインフレしすぎていてバカにしか見えないが、そのバカを自覚しながら突っ切るのが島本流。表現者ならば普遍的であろう細かい心情をいちいち世界の終末に関するもののごとくファイヤーさせているくだらなさと真剣さが最高。まさに漫画家の、剥き出しの魂の叫びそのものに触れられる熱血漫画。「貴様の世界では女をボロボロにしてすてる男がしあわせになるのか」の名言が飛び出す起承転結激情編は何かにとりつかれて描いたのかと思うほど神がかっている。ギャグのキレと本音の混ざり具合が異常

2014/07/24

ノリピー大尉

熱血マンガ家「炎尾燃」の日常。「炎の転校生」をそのまま、マンガ業界に置き換えたような作風。原作者のフィクションが相当入っているようだが、「くの一担当」はノンフィクションとのこと。「こなすことに追われ、魂を入れることを忘れておる」「考えるのでなく、内から湧き出てくるかどうかだ」には熱くなる。「うかつ健二」「氷山一角」は実在のモデルがいるのだろう。

2017/04/16

つばな

漫画家が書く漫画家の話というのはちょっと夢と現実の乖離でせつなくなることが多いが、燃えペンは漫画書くってきついなー、と思いながらも、漫画家ってかっこいいと思ってしまうところがある。おかしいくらいに熱い、熱いからこそ滑稽な島本らしい作品です。

2009/06/12

袖崎いたる

ペンは剣より強し。燃えたてば手に取らねばならないもの、剣か、ペンか。

2021/04/13

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