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リアさんって人、とっても愉快!: エドワード・リアナンセンス詩の世界

リアさんって人、とっても愉快!: エドワード・リアナンセンス詩の世界

リアさんって人、とっても愉快!: エドワード・リアナンセンス詩の世界

作家
エドワード・リア
ロバート・イングペン
Edward Lear
Robert Ingpen
柳瀬尚紀
出版社
西村書店
発売日
2012-12-01
ISBN
9784890139385
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リアさんって人、とっても愉快!: エドワード・リアナンセンス詩の世界 / 感想・レビュー

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花林糖

(図書館本)表紙絵に惹かれて手に取ったら大当たり。イングペンの不気味さを含んだ絵も素晴らしく、「ふくろう君とにゃんこ嬢」「新奇ないでたち」「あひるさんとカンガルー君」がお気に入り。リアの評伝や手紙、鳥類植物図譜などもあり読み応えありました。(購入)

2016/01/19

skellig@topsy-turvy

キャロルと並ぶイギリスのミスター・ナンセンスであるエドワード・リアの詩にロバート・イングペンが絵をつけた絵本。相思相愛の梟と猫ちゃん、あひるとカンガルー、「ジャンブリー」なる旅人たち、服を食べられる男と思わず唇の端が上に引っ張られる喜劇のパレード。パッと見ただけでは支離滅裂な事象がリアのメロディーに乗れば「ナンセンス」としてそれ自体の秩序を生み出し走っていく。軽快で朗らかで、イングペン氏の絵も可愛い。

2014/05/06

おはなし会 芽ぶっく 

『世界で読み継がれる子どもの本100』 https://bookmeter.com/books/16650217 で、エドワード・リアさんを知り借りた本。紹介されていた本とは違います。絵と文章がちぐはぐに感じてしまいましたが、それがナンセンスってことかな?ご本人がどういう方かも紹介されていました。『 ふくろう君とにゃんこ嬢 / ジャンブリー / 光鼻の団禺 / 新奇ないでたち / あひるさんとカンガルー君 / 斑パイ / リアさんって人、とっても愉快! 』

2021/01/24

timeturner

エドワード・リアが好きでたまらない画家ロバート・イングペンと翻訳者・柳瀬尚紀のコラボ本といった趣。絵は可愛らしくて(不気味な面もあるけど)子ども向きだけど、柳瀬訳は柴田訳のリアと違って漢字を使った言葉遊びが多く、かなり高踏的だから子どもにはぜったい無理。大人がじっくり読んで楽しむ用だろうか。訳者あとがきで触れられていたRuncibleの解釈の違いにはなるほどと思わされたけど、乱歯振い(らんしぶるい)の訳語は凝り過ぎで、あとがきを読むまで何が何やらわからなかった。「ギザギザ」と言ってくれればよかったのに。

2014/06/15

ひなにゃんこ

★3.5 エドワード・リアのナンセンス詩+ロバート・イングペン挿画、絵本仕立て。中のタイトルページの鉛筆画が素敵で借りてみた。リア自身も画家で、鳥類の標本画が収録されていて、イングペンの絵が霞んでしまうほど(汗)の素晴らしい出来。もちろんイングペンも、ナンセンス詩の支離滅裂なキーワードをたくみに絵に表現していて面白い。詩に関しては、ナンセンスであり造語もたくさん散りばめられているみたいなので、訳も大変だったろうなと思う。わけわからんもん(笑)。何となくの感覚で味わった。 →

2013/01/26

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