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ピノキオの冒険 新装版

ピノキオの冒険 新装版

ピノキオの冒険 新装版

作家
カルロ・コッローディ
ロベルト・インノチェンティ
Carlo Collodi
Roberto Innocenti
金原瑞人
出版社
西村書店
発売日
2013-02-01
ISBN
9784890139415
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ピノキオの冒険 新装版 / 感想・レビュー

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紫陽花と雨

お友達の司書さんオススメの絵本。絵本ですがかなりボリュームの読み応えのあるお話。ディズニーのピノキオしか知らなかったので、はじまりがゼペット爺さんでないところ(チェリーさんて誰!?)からの短気なゼペットさんにおどろき、クジラじゃなくてサメだったり、猫と狐にしっかり天罰くだってたり、ピノキオが猫の手かじってたり、コオロギはピノキオに早々に潰されたり…何回諭されても懲りないピノキオの悪い子っぷりもかなりのもの!よく青い妖精さんが許してくれました(笑)緻密な絵は細部まで眺めて楽しめました。

2019/07/31

irom

子どもが借りてきた本だけど、予想外に過激な内容で面白かった。 子どもの未熟さの塊のようなキャラクターのピノキオ。導いてくれようとする大人は何人もいるのに、なかなか、その大人たちが考えるようには変われない。因果応報を散々経験し、自分で学んだからこそ、最後の姿があるし、これからも揺るがない人格として残るんだろうなと思える。ところでピノキオの未熟さは、どこか自分にも覚えがあり、よく無事に大人になれたもんだと思った。笑

2018/08/18

lovemys

初めは楽しげに読んでいた弟くん(当時小4)も、ピノキオの傍若無人さと成長しない様に辟易し、途中から読みたくないと放棄(汗)確かに、何度言っても約束は守らないは、誘惑に弱いは、大切なものを放棄するはで、読んでいて嫌になる。しかし、私は言いたい! これが育児なのだと!(笑)何度言っても同じことするのは子どもならでは。それを常に冷静に諭すのが親の大変なところ。ピノキオが何度道を誤っても、青色の髪のお母さんも、ゼペットじいさん(お父さん)も見放しません。弟くんも人の振り見て我が振り直して欲しいですゎ(笑)

2021/04/17

ochatomo

イギリスの絵本 初出はイタリアの子ども新聞、1881年から3年にわたり連載されたそうで36章から成り、英語版が1892年出版 ピノキオの改心がちっとも続かないのでこちらも根気がなくなりそうになったがインノチェンティ氏の挿絵を頼みに読了 失敗をたくさんしないと身につかない、見捨てないということか 原題“The adventure of Pinocchio” 元本1988年 1992刊を新装2013刊

2018/12/17

スゲ子

映画の予習。ピノキオ〜!このバカたれ〜!って読みながら何べんも叫んじゃった。ウソつきで怠け者で勉強も労働も大嫌い、お調子もので悪い誘惑にはすぐノッてしまう。でも私も本質的にはピノキオと似たようなもので、周りの大人たちが根気強く教えてくれたおかげでどうにか人間になってるんだと思うとジワっと感謝の念がわいてきたよ…そんなわけでけっこうお説教くさいとこあるんだけど、後世に残るだけあって「お説教」を超えためくるめくイマジネーション!遊び呆けた男の子たちがロバになっちゃう場面はやっぱり怖い!

2022/01/10

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