平尾誠二八年の闘い: 神戸製鋼ラグビー部の奇蹟
平尾誠二八年の闘い: 神戸製鋼ラグビー部の奇蹟 / 感想・レビュー
ラムネ
途中、何度かネットに寄り道した。 追悼番組に涙し、そこから想起された ワールドカップ南アフリカ戦の最後の10分を観たり、 昂ぶった気持ちは様々へ飛んだ。 使命感や名誉のためでなく、自分の楽しみとしてスポーツをやる。 楽しいからやる。シンプルだけれど重たい言葉だ。 心身の鍛錬や教育のためでも、 属するコミュニティや組織のためでもなく、 ただ楽しいという理由でスポーツをしたい。
2016/12/09
史
本当の24年前の本なのだろうかと言いたくなるほどの、実に21世紀、令和の時代に通用する哲学なのではないかなと。楽しむということは、勝つために色々することが楽しいということ。なかなか奥が深い話でございました。
2019/10/21
邯鄲
本書、玉木氏とのインタビューの中で、神戸製鋼はジャパン(当時)に勝つ事ができるかとの問いに対して、平尾誠二氏は、勝てると自信をもって答えていた。 今回のワールドカップのジャパンを、平尾誠二氏はどう評価するのだろうか。また彼に、同じ問いを投げかける事ができたとしたら、どう答えるのだろうか。 改めて本書を読み、平尾誠二氏の卓越した先見性とリーダーシップに脱帽すると同時に、今回のワールドカップに、平尾誠二氏の姿をみる事ができなかった事に、唯々、寂しい思いでありました。
2019/12/27
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