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猫路地

猫路地

猫路地

作家
東雅夫
加門七海
出版社
日本出版社
発売日
2006-04-01
ISBN
9784890489558
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猫路地 / 感想・レビュー

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ぶんこ

今まで猫の本はどれも面白かったのですが、初めて読みづらいと感じる本でした。猫を可愛い、愛おしい存在という視点ではなく、妖しいという視点から描いた作品が多かったからでしょうか。「失猫症候群」「猫波」「猫視」が読みやすくてホッとできました。

2020/11/26

nyanco

ネコ好きならウンウンと頷いてしまうようなネコのしぐさ。ネコの不思議で妖しい魅力満載の短編集。人によって好みも様々。私は『猫火花』『猫ノ湯』『猫魂』『猫視』が気に入りました。そしてタイムリーな『失猫症候群』と、『猫波』。猫波の島へ、私もいつか辿り着くことができるでしょうか。一年に一日だけカレンダーに無い日に彼女に会いに行きたい…。読みやすい短編集なので、コーヒーブレイクタイムや眠りに落ちる前に如何でしょうか…

2009/11/08

神城冥†

一つの話が大体10ページほどなので、何かの合間に1話ずつ読むのもいいかも。個人的に良かったと思った作品は「猫波」、面白かったと思ったのは「魔女猫」と「猫視」でした。唯一残念だな、と思ったのは、なにぶん短いページで話を収めなきゃいけないため、オチが???な話も多々あることかな(笑)

2016/01/08

あつひめ

こんなに小説の主人公に似合う生き物はいないような気がする。人の言葉をしゃべり猫から見た人間を語ったり・・・また人が猫の気持ちを代弁したり・・・。それだけ猫と人は密接な関係なのかもしれない。猫を抱きながら猫の本を読む。時々飼い猫の視線を感じながら・・・。とっても贅沢な一冊。猫好きならどこまでの猫路地に入り込みたくなる。夢の世界へ誘ってくれるような物語。

2010/05/22

Norico

猫好きの作家に、架空の猫熟語を思い浮かべ、それにちなんだ短編を書いてもらうという、なんとも素敵な企画の本。猫ノ湯、猫眼鏡、猫書店、猫魂、猫闇、猫火花、猫鏡…。タイトルだけでもうっとりと想像が広がる。猫たちに誘われる異界への誘惑。理解しきれない部分も含めて猫の魅力が満載で、好き嫌いが分かれそうなところも猫っぽい本でした。

2020/11/21

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